この人なら大丈夫…かも?
「一護の分からずや…」
しかし、一護の言葉に反論出来ない自分がいた。あたしも一護の言う死神のシゴトを手伝いたいと思う。
気持ちは本物。その思いは確か。けれど、自分には一体何が出来るだろう?と考えても、何も思い付かない。
ああやっぱり、自分は一護の言う通り、足手まといなだけなのだ、と思い知った気がして、唇を強く噛んだ。
―――悔しくて、悔しくて。何も出来ない自分が歯痒くて、涙が出る。
「そんなに悔しいなら、アタシが何とかしてあげてもいいっスよ?」
突如聴こえてきた声は。
天使の助け?それとも悪魔の囁き?
顔の半分を覆い隠すようにすっぽりと帽子を被って、黒い法被に、カランと下駄を鳴らして現れたその男。
どこからどう見ても怪しいことこの上ないのに、何故だかは、彼なら信頼できる、とそう思った。
『お前がそこまで願うのならば、その望みを叶えてやろう、俺はそのために存在しているのだから』
ねえ、貴方はあたしのチカラになってくれる?