007 storia d'amore

恋 物 語









「・・・リウ、どした?」
「・・・・・・」
「・・・・・リウ?」
「・・・・・・」
「・・・・・リウ!」
「う、あ、シャバック?」
「シャバック?じゃねーよ、どした?今日はずっと上の空だな、」
「ああ・・・・・うん、」
「・・・・リウ、マジでどした?」
「・・・・・・・」
「・・・・おーい、リーウー、」
「・・・・・・・・・・・・・・・・だった、」
「ん?」
「・・・・が、初めて、だった、」
「・・・・?」
「・・・・オレが 吸血鬼 って言っても、まったく動じなかったのは、」
「・・・・・・、」
「・・・・恐くないのかって聞いたら、リウ君はリウ君だからって、」
「・・・・・・・・」
「・・・笑って、くれたんだ、」
「・・うん、」
「恐くないよ、って、」
「・・うん、」
「・・・・あんな風に言われたの、始めて、で」
「・・・・そう言われて、リウはどんな気持ちになった?」
「・・・・・・・・う、」
「う?」
「・・・・嬉し、かった、」



ほんのりと頬を染めて。はにかんで笑うリウを見て。
―――人が恋に落ちる瞬間を見てしまった。シャバックは漠然とそう思ったのだ。