ドリー夢小説



  愛しています

  恋より、もっと強い感情で、貴女のことを想っています

  貴女を恋うこの気持ちは、昔も、今も、そしてこれからも、きっと変わることはないでしょう 




 「どうして、そんなことを言うんですか…?」




  どうか、泣かないで

  そんなに涙を溜めた瞳で見つめられたら、貴女のその細い身体を抱きしめたくなってしまう

  溢れるその涙を、己の唇で拭いたくなってしまう

  


 「私、は、あなたの側にいてはいけない人間ですか?」



 
  そんなこと、あるはずがないでしょう

  その願いは、本来なら、僕が言うべき言の葉なのだから

  誰の者にも触れられぬように、貴女を縛りつけておきたいと言えば、貴女はどんな反応をするのでしょうね

   いつもと変わらずに、頬を紅潮させて怒るのでしょうか

  


 「私、は、あなたが…!」




  お願いですから、それ以上は言わないで

  貴女を傷つけていると、悲しませていると、心が悲鳴を上げるほど、分かっているのに





 「弁慶、さんは…私が、元の世界に帰ることを、望んでいるんですね…」





  傷つけて、泣かせて、悲しませていると分かっていても、

  僕は残酷な言葉を囁かずにはいられない

  貴女が、幸せに、そして、安心して、笑っていられるように




 「さようなら、さん」





  守りたいから、大切だから

  もう、それ以上は望まないから

  どうか、貴女だけは、生きていてと願わずにはいられないんです

  
  



 
 「―…さよう、なら…弁慶さん…」






  今更こんなことを言っても、信じてはもらえないかもしれないけれど







  






  貴女のことを愛していました、恋より、もっと強い感情で、貴女のことを想っていました

  貴女を恋うこの気持ちは昔も、今も、そしてこれからも、きっと変わることなどないでしょう







  ――未来永劫、貴女だけを  

  

  







 

  している、恋より、もっと強い感情で






 (僕はちゃんと、笑って見送れただろうか)