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「ー?」 「・・・・・・」 「おーいちゃーん?」 「・・・・・・」 「サーン?」 「・・・・・・」 このやり取りが繰り返されてはや何十分。はオレの背中に顔を埋めたまま。オレがいくら声をかけても黙っているばかりで返事一つしない。腰に回された細い腕は相変わらずオレの腰に絡まっていて。気のせいか、少しだけ抱き着く腕の力が強まっているような気がした。ようやく慣れた広間でひとり、次の作戦に向けて膨大な量の資料に目を通していたら、突然背中にかかる重み。驚いて後ろを振り向けばがいて。そして、冒頭のやり取りに戻るというわけだ。 「ちょ、?ホントにどした?」 「・・・・・・」 「黙ってても分かんねーよ?」 「・・・・・・」 「・・・!」 いつもより少し強めに名前を呼べば、ぴくりとの身体が震えた。別に怒っているわけじゃない。心配なだけなのだ。いつも朗らかであっけらかんとした彼女からは想像できない、どこかつれない態度に少し不安になったのだ。だから、安心させるようにの手を自身のそれで包んで、再度「どうした?」と尋ねてみたら。暫しの沈黙の後、掠れた声でが呟いたのは。 「・・・リウが、最近相手してくれないからつまんない」 そんなこと言われたら、ときめかない男はいないだろう? つれない態度に、恋をした。 (なんっだこの可愛い生き物はあああああ!!!!!) 「・・・・・・怒った?」 「ぜんっぜん!!むしろ、嬉しい!」 「・・・良かったあ、」 「・・・(可愛い・・・)さあ、もうちょっと我侭言ってもいいんじゃん?」 「いいの?」 「どんとこい」 「じゃあ・・・もう少しこのままがいい」 「・・・よしきた」 |