と初めて会ったのは、とマリカとジェイルと知り合って、少し経ってからのことだと思う。突然ふらりと現れた俺を温かくシトロ村の一員へと迎え入れてくれた彼ら。人との接触を好まず、ひっそりと百万世界の狭間で暮らしていた生活のおかげで、すっかりと人見知りの性格になってしまった自分が、ようやく彼らと打ち解けるようになってきた頃。が「もう一人紹介したい奴がいるんだ!」と嬉々とした表情で語ったことがきっかけだった。ぐいぐいと腕を引っ張りながら「はすげーんだ!」「すっごく可愛いのよ!」「……あのお転婆な性格が直れば大分マシなんだがな、」と自分のことのようにその「」を語る三人。彼らにここまで言わせる彼女は一体何者だろう。三人が、特に口数の少ないジェイルが彼女の話をするときはすごく柔らかい表情になるものだから、三人をここまで虜にさせる彼女が一体何者だろうかと、すごく興味が湧いた。

ー!!!!!!リウを連れてきたぞー!!!!」
「そんな大声で呼ばなくても、聞こえているよ、

聞こえてきた声は驚くほど柔らかくて。シスカさんやマリカとはまったく違う声色。上手く言い表せないけれど、とても澄んだ声色で、思わず耳に熱が集まるような、そんな感覚がした。

「・・・えーと、あなたがリウ?」
「(う、わ・・・!!!!)」

頭を鈍器で殴られたかのような、衝撃。「リウ?」とマリカの訝しむ声すら遠く、遠く。何だか胸に今まで感じたこともない気持ちが沸々とこみ上げてきて。やマリカやジェイルにも感じたこともないそれ。口では言い表せないその感情の名前を、その時のオレはまだ知らなかった。

「私の名前は、よろしくね、リウ」





出会った瞬間、をした。

(頭に浮かんだ言葉は、可愛い。その一言でした。)












「なつかしー夢見たなあ・・・」
「どんな夢?」
と初めて会ったときの夢」
「あー、あの時のリウってばほんっと分かりやすかったよねえ!」
「ウルサイやい!」