ドリーム小説



  英雄、英雄、と兵士達の歓声が鼓膜をびりびりと震わせて

  まるで死神を思わせるかのような刻印、ソウルイータ−が宿る右手を強く握りしめた、爪が掌に食い込むくらいに、強く強く

  はは、と乾いた笑いを一つ

  何時の間にかそこにいるのが当たり前になってしまった、は右隣にいるマッシュに気付かれないように嘲笑をする

  

  何が、何が、何が、何が



  愛してやまなかったあの子を守れなかった自分に、英雄を名乗る資格などないというのに





  何が英雄





  英雄である前に、僕は大切な人を守れる男でありたい、のに

  、と愛しい愛しいあの子の名前を呟いて、君にキスをする夢を見る