あいしてる
彼女、とは、精神的にも身体的にも、もう離れることは出来ない間柄であるということは重々承知しているいるし、理解もしている
こう考えているのは自分だけではなくて、もそう感じていると信じているから、だから
彼女がこれから先の未来で自分以外の男を愛するなんてことは決してないと断言できる
大した自身だと呆れられるかもしれないけども、本当のことなんだから仕方ないよね?
彼、は、本当に独占欲が強くて嫉妬深いと思う、こんなことは口が裂けても言えないけれど
私が彼以外の男性と話していようものなら、まったくどこから嗅ぎ付けたのか、どこからともなく現れて相手を威嚇するのだ
必殺の王子スマイルで、優しく微笑んで!犠牲者となった人間は数知れない
そんなに呆れて溜め息をつきたくなるけれど、でも、私って愛されてるんだなぁと感じてしまうのは、やっぱり
私がのことが好きで好きで仕方がないってことなんだ
の側にいると落ち着くんだ、不思議なことに
癒されるというのか、上手く言えないけれど、ファレナの王子でも軍を担う城主でもない、一人の男である「」になれるような気がして
凄く心地いいから、抱きしめたまましばらく離さないこともしばしば
は真っ赤な顔をして怒るけども、潤んだ瞳で睨まれて見つめられたら、離したくなくなるのは当然でしょ?
いつも我慢してる僕って偉いと思うんだけど
は人を引き付ける能力が、ある、不思議だけど、惹かれずにはいられない存在
ファレナの血筋が、王家の血がそうさせているのは分からないけれど、でも、これは自身の魅力だと私は思う
軍主として皆を率いるはとても凛々しくて、思わず見愡れてしまうことも少なくない
本人に言うと調子にのるから絶対に言わない、よ!(この間ぼそりと小さい声で言ったのに聞こえていたらしくてキスされました)
外見も雰囲気も存在感がある彼だから、場内でに憧れる女の子は多くて
のことを疑っているわけではないけれど、でも、あんなに楽しそうに話しているのを見ると、何だかとても、複雑な気持ちになる
と一緒にいるととても落ち着く、と思うのは自分だけではないらしく
僕が彼女の側にいないことをいいことに、まったくどこから湧いてくるのか、の側に寄って来るのだ、自分以外の男が
主にかなりの確率での元に来るのはカイルだ、本当にあいつだけは油断も隙もない
が好きで仕方がないというのが雰囲気を通じて分かる、どうして分かるのかというと自分もそうだから
他人から見ても分かると言うのに当の本人はまったく気付かないのは本当に不思議としかいいようがなくて
のことを疑ってるわけではないけど、でも、あんなに嬉しそうにカイルと話しているのを見ると、何だかとても、複雑な気持ちになる
好きだなんて何度も言っているのに、こんなにも不安になるのは、胸が苦しくなるのは、それほど
「ねぇ!」
「どうしたの?」
「僕のこと好き?」
「…どうしたの、急に」
「いいから!」
「…うん、好き、だよ?」
「…良かった!」
「は?」
「え?」
「は、私のこと、好き?」
「…当たり前、好きだなんていう言葉じゃ表せないくらい愛してる」
ラブソングの終止符は鳴らない